menu

2023/05/01

【日本の転職活動は難しい?】海外の転職事情と比較してみました!

こんにちは!キャリアカウンセラーのNanamiです。

 

日本の転職活動は難しいという言葉を耳にしたことはありますでしょうか?

改めて考えてみると、『新卒採用』なんてワードもなかなか海外では耳にしない言葉かと思います。

 

そもそも海外と日本では転職に対する考え方が違うのでしょうか?

また、現代の日本の転職市場は昔と比べてどのような変化を遂げているのでしょうか。

今回は海外と日本の転職事情について徹底調査をしてみました!

 

~海外と日本の転職においての違い~

 

1)転職についての考え方が違う

日本と海外では、転職に対する考え方や転職事情が違います。

考え方や転職事情の違いから、「日本では転職をするのが難しい」と言われることが多いでしょう。

 

海外は日本と比べて転職に対しての考え方がポジティブです。

海外では、仕事のできる人は他の会社から声がかかり、より給与のいい会社、より待遇のいい会社へと転職します。不満があれば会社を変え、自分のやりたいことのために仕事を変えるということもよくあるようです。

『1つの企業で長く働く』というよりも『いろいろな企業や仕事に挑戦して、経験を積んでいくと』いう考え方の人の方が多いようですね。

一方日本の企業においては、転職回数が多いことをマイナスにとらえる傾向にあります。

海外では転職がポジティブな意味を持つことが多いのに対し、日本では、転職が多いことをマイナスにとらえられる傾向があります。

あまりに前職の勤続年数が短いと忍耐力がないと判断され、この人を採用してもまた短期間で辞めてしまうのではないかと思われて、採用を見送られてしまう場合もあります。

 

この点においては日本と海外とでは考え方が真逆とも言えそうです。

 

 

2)終身雇用制度がない

かつて日本では終身雇用制度が当たり前であったのに対し、海外には終身雇用制度がないという国も多いです。

そのため、海外では日本に比べて「転職が当たり前」という風潮が強く、転職が多くても、そこまでマイナスなイメージを抱かれることは少ないです。

 

一方日本では終身雇用制度や新卒一括採用が基盤になっています。

日本で転職に対してマイナスイメージがある理由として、かつての日本では終身雇用制度や新卒一括採用が当たり前であったことがあげられるそうです。

 

一昔前の時代では新卒入社して定年まで同じ会社で働き続ける人が多かったことから、転職する人は少なく、転職すると「出世できなかったから辞めた」などというネガティブなイメージが抱かれることもあったそうです。

 

その名残から、徐々に終身雇用や年功序列の制度がなくなってきた今でも、日本では転職に対してあまりいいイメージが抱かれないのかもしれません。

 

ただ、日本も時代の流れ伴い、徐々に昔からあった制度などが消えつつあることも事実です。

 

例えば・・・

 

『日本では徐々に終身雇用や年功序列の制度が崩壊してきている』ことです。

かつては終身雇用制度や新卒一括採用が一般的であった日本ですが、最近では徐々に終身雇用や年功序列の制度が崩壊してきています。

 

令和2年2月の総務省統計局の発表によると、2019年の転職者数は351万人であり、これは2010年以降で最多に及んだそうです。

 

しかし、海外に比べると、まだまだ日本の転職率は低い方のようで、独立行政法人 労働政策研究・研修機構の『データブック国際労働比較2019』によれば、勤続年数について、日本は12.1年、アメリカでは4.2年と、およそ3倍もの差があります。

 

日本とアメリカの少子高齢化の度合いや若者労働者数の違いの影響があるため一概には言えませんが、日本にはまだ「1つの会社に長く勤める」という文化が残っているようです。

 

その他にも・・・

 

『日本でも第二新卒という概念が登場してきて中途採用に力を入れる企業が増えてきている』ようです。

近年、日本でも第二新卒(一般に、新卒で入社して3年未満の求職者のこと)という概念が登場し、第二新卒の中途採用に力を入れる企業が増えてきています。

 

第二新卒の中途採用に注目が集まっている理由の1つとして、企業の若手の人材不足があげられます。

最近では、新卒採用で予定人数の新卒を採用できなかった、内定を出しても内定辞退してしまう学生が多かった、などという理由から思うように新卒を採用できず、その代わりに第二新卒を採用しようとする企業も多いようです。

 

また、第二新卒は一度社会に出ていることから、最低限の社会人の常識やマナーが身についていることが多く、即戦力の若手人材となることを期待して第二新卒の採用に力を入れているという企業も増えてきています。

 

このように、新卒でなくても採用の需要が高まっているため、今の日本では昔よりも中途採用が活発に行われるようになっているのも事実として挙げられています。

 

なんといっても、昨年末に行われた日本商工会議所の調査によると、日本の中小企業の6割超が「人手不足」と回答しているほどまだまだ日本の人手不足は深刻なものです。

よって現在転職を検討中の方は、チャンスが沢山転がっている現状ということになります。

 

私も皆様の転職成功に向けて背中を押すことができるように、引き続きサポートに力を入れていきたいと思います!

無料キャリア相談も行っておりますので是非お気軽にお問合せ下さい!

 

 

-----【無料キャリア相談/お仕事情報(無料)】は下記から-----

【キャリア面談予約ページ】

https://worholicareer.com/member

 【おすすめ求人情報】

https://worholicareer-recruit.com/